飼われている猫の視点から描く。
吾輩は猫である(わがはいはねこである)は、1905年1月に「ホトトギス」で発表された夏目漱石の長編小説である。当時は好評を博した。服部書店刊。英語教師である苦沙弥先生の家に飼われている猫の「吾輩」の視点で、飼い主苦沙弥先生の一家。そしてそこに集う彼の友人や門下の書生たちの人間模様を風刺的に書かれている漱石の初となる小説である。よくこの小説で有名な文章と言えば、思い出すのは「吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。」であろう。これは舞台化され、吾輩ハ鼠デアル、吾輩は主婦であるなど多くのパロディができており、我はいは蟻であるという小品を三島由紀夫が書いていることでも知られる。